今回は、歯の痛みについて東洋医学的視点からご紹介していきます。
皆さんがご存知の歯の痛みは基本的に、虫歯・歯周病・歯肉炎・三叉神経痛などにより引き起こされます。
しかし、歯とは関係なさそうな他の部分の不調から、歯の痛みを感じる事があります。
東洋医学では、歯痛は身体の中で熱が盛んになったことでも発生すると言われています。
その熱の原因は様々であり、
1.もともと熱が身体にこもりやすいタイプの方が風邪(ふうじゃ)に侵されることで発生する
2.辛い物や甘い物の食べ過ぎによって胃に熱が発生する
3.腎陰(体が熱くなり過ぎないように冷やしてくれる存在)の不足によって相対的に熱が優位になることで発生
上記3つが考えられます。
それらに対して有効なツボは、合谷や下関・頬車といった手の陽明大腸経のツボです。
お悩みの方は当院までご相談ください。
※これらは、虫歯等の構造的変化を治癒するものではありません。痛みが強い、または断続的な場合は専門医にご相談ください。