今回は腓腹筋についてご紹介していきます。
ふくらはぎの筋肉は指の屈筋や足底のアーチ(土踏まず)を支える筋肉、足首を動かす筋肉など様々な役割をもった筋肉が縦に走っています。
その中でも今回は、腓腹筋についてご紹介していきます。
腓腹筋は、主に歩行時やランニング時に推進力を発揮するための筋肉となります。
その形はY字になっており、メディア等でも見かけられたことがある方も多いのではないでしょうか?
そのY字に分かれている部分、実はそれぞれ内側頭、外側頭と呼ばれており、筋肉のサイズや機能に違いがあります。
両筋腹ともに共通する作用としては、つま先を伸ばす(背伸びをするときの足)、膝を曲げる(膝関節屈曲)この二つがあります。
内側頭は分厚い筋肉であり、膝関節を曲げたり内反方向へ動かすような力を発揮します。
外側頭は内側頭に比べると、サイズはやや劣ります。膝関節を曲げたり外反方向に向けるような力を発揮します。
そのため腓腹筋は膝関節を安定させるには大切な要素となります。(他にも膝関節の安定化にはいろんな組織が関わっています。)
膝周りが機能的にトラブルを抱えている方や外見的に気になる(O脚など)
そんな場合に確認しておいた方が良い筋肉の一つが腓腹筋です。
お悩みの方は当院までお気軽のご相談ください!